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第32回日本柔道整復接骨医学会学術大会

 12月2~3日、愛知県・名城大学で開催された第32回日本柔道整復接骨医学会学術大会に参加してきた。私にしたら4年ぶりとなる。残念ながら我が富山県からは私のみの発表参加であった。しかし今回は当院スタッフOBで、和歌山県柔道整復師会・学術部長の梅田貴吉先生が行動を共にしてくれる。

 梅田先生とも前回の学会以来、4年ぶりの再会となった。ラインでの情報交換では「梅田先生」と呼称しているが、待ち合わせの名古屋駅で、いざ顔を合わすと、やはり昔に戻って、つい「梅ちゃん、久しぶり!」と叫んでしまった。名古屋からは30分かかる名城大学天白キャンパスへの移動も、梅ちゃんとの止まらぬ会話ですぐに最寄り駅に到着、また駅からの徒歩も富山の雨とは違っての晴天で、順調に大学へたどり着くことができた。

 私の発表は2日目の朝一番。今回の宿泊地は隣市の安城市だったので、朝7時前にホテルを出て、会場には8時半に着いた。中に入ると、専門学校時代の恩師、修業時代の同期、教員受講クラスの同期、当院スタッフOB、提携学校の先生方…その他県外の多くの先生方と数年ぶりに会うことができ、本当に感激した。また当県の副会長2名からも激励を頂き、これまた力になったものである。

 発表演題は「鎖骨近位端部骨折に対する施術報告」。早い時間でありながら、場内はそこそこ埋まって、私の気も引き締まり、発表も無難に終わった。そして今回は、以後もずっと骨折の発表が続いたので、会場から出ることなく聴講していると、昼を過ぎていることに気付いた。久しぶりだったから、私自身がすごく夢中になっていたのもあるが、それだけでなく壇上に立たれている発表者方がすごいエネルギーを放っているのをひしひしと感じたのもまた事実である。

 学会に出たからと言って、翌日からの施術に直接プラスになるわけではないとはいえ、学会が放つ魔力は、まさに私にとっての「パワースポット」なんだと実感した。そういうわけで1週間経った今でも十分に余韻が残っている。本当に名古屋まで行ってよかったし、2日間私に同行してくれた梅田先生には感謝の思いで一杯である。

 梅田先生、本当にありがとうございました。また来年、是非会いましょう。よろしくお願い致します。